2020.12/15(火)
一戸建てにおける寒さ対策とは?上田市の住宅業者が解説します
「冬場の寒さが気になる」
上田市で一戸建てを検討中の方で、このようにお考えの方はいらっしゃいませんか。
冬場の寒さはできるだけ和らげて快適に生活したいですよね。
そこで今回は、一戸建ての寒さ対策について解説します。
ぜひお役立てください。
□一戸建てが寒い理由とは?
一般的に、マンションと比べて一戸建ては寒いと言われます。
その主な理由を、2つ見ていきましょう。
まず1つ目の理由は、建物の構造の違いです。
一戸建ての構造は木造が多く、マンションは鉄筋コンクリート造りが多いです。
そして、鉄筋コンクリート構造の方が断熱性や気密性に優れています。
このことが、木造の一戸建てが寒さを感じやすいと言われる理由でしょう。
ただし、近年ではこのような木造一戸建ての弱点を補う住宅も見られます。
気密性の弱さを補うために、断熱性や気密性を強化した住宅が出てきているのです。
そのため、一戸建てを検討している方はこのような機能性に着目すると良いでしょう。
2つ目の理由は、間取りの違いです。
一戸建ての間取りはマンションよりも開放感があることが多いため、暖房の効果が弱くなる傾向があります。
例えば、開放感を生むために一階に階段や吹き抜けを設けることがありますよね。
暖房効果を高めるために、床下暖房を取り付ける、エアコンの暖房を使用する際にサーキュレーターで温風を循環させる、といった対策が有効でしょう。
□窓の寒さ対策を2つ紹介!
温かい空気は主に窓から逃げていきます。
そのため、窓に寒さ対策を施すことが大切です。
主な2つの対策を見ていきましょう。
まず1つ目は、保温性が高いカーテンを取り付けることです。
例えば、カーテンを裏地付きや3枚重ねのものにすると良いでしょう。
厚手のカーテンに中生地と裏生地を重ねると、空気の層によって保温効果を高められます。
また、カーテンを長めのものにする、横の部分を覆うためにリターンを取り付ける、といった方法も考えられるでしょう。
2つ目は、窓下用のヒーターを設置することです。
下に流れてくる冷たい空気を温めるために、窓の下にヒーターを置くことがおすすめです。
暖房効果を高めるためには、窓のすぐ下にヒーターを設置することが重要です。
窓から遠いところに置くと、下の冷たい空気が十分に温められないでしょう。
□まとめ
ここでは、一戸建ての寒さ対策をご紹介しました。
木造で開放感がある間取りの一戸建ては、マンションと比較すると寒さを感じやすいとされています。
しかし、それらのデメリットを補う対策を取ることは可能です。
冬の厳しい寒さを和らげる対策を、業者の方と一緒に考えていきましょう。