2023.5/11(木)
建築の力
written by所 啓介
ゴールデンウィーク
広島と神戸の建築を巡ってきました
コストや暮らしやすさを大事にしつつも
建築の力をもっと引き出せるようになりたい
そんな想いを持ちながら建築巡りを続けています
今回、特に印象的だったのは
神戸市北野にある建築業界の巨匠、安藤忠雄氏の建築群
その内のいくつかは
テナントが空き、人の気配がほとんどないものも・・・
それがより建物のただならぬ気配を際立たせているようにも感じられました
翌日、安藤氏が寄附＆設計した
「こども本の森 神戸」へ
この図書館で読んだ同氏の本の中でこんな一文が・・
「廃墟であることが、逆に建築の力を浮き彫りにしているようにすら思えた。」
同氏が、巨匠が巨匠と呼ぶル・コルビジェの有名なサヴォア邸を見た時の感想です。
同じ感覚を安藤氏の建築から感じたばかりだったので驚きました。
建物のあらゆるところで本を楽しそうに読む人々の姿を眺めながら
～完成したのは「箱」です。運営する人たちや神戸市民がこれから育てていかなくてはいけない。～
という設計者の想いが見事に受け継がれていて感動的でした。
本日は、長野市のモデルハウスの撮影で
youtube等で活躍しているメンバーが来ています
我々の建築の力を引き出そうとしてくれる頼もしい仲間
それにしても機材の数が凄い！！
長野支店 所
EVENT NEWS
■ 伊那市西箕輪 5/26-28 OPEN HOUSE
異素材MIX＆ほぼ平屋・・気になる・・
■長野市北堀 6/16-19 OPEN HOUSE
美術館を意識した内外観 ・ キッチン「リシェル」 ・ ・ ・
馬目地とスリットが特徴的な外観をチラリ
