長野市
美術館のような佇まい
アートを愛でる家

美術館のように
シンプルで存在感のある外観

ル・コルビュジエが日本に唯一残した国立西洋美術館。その「平面」と「陰影」のみで魅せる外観をイメージしました。造形美を叶えるのは、半分ずつズラした「ウマ張り」ができるシーリングレスのサイディング。給湯器やメーターを排除したノイズレスなデザインに、スリットの陰影で存在感をそっとプラス。

アートが映える
ジャパンディスタイル

日本の侘び寂びと、北欧の機能美。二つの国の「引き算の美学」を融合したジャパンディスタイル。素材と色をあえてシンプルにすることで、ぼくたちが大切にしている美しいアートが一番映えるはず。和と北欧のインテリアに共通するのは灯かりへのこだわり。テレビ背面の大胆な間接照明が、夜の家族の時間に癒しをくれる。

ラウンドテーブルを囲む
夫婦の時間

朝ぼくが卵焼きを焼いていると、君がその音とともに起きてくる。リビングの主役のラウンドテーブルには、吹き抜けから心地いい光が降り注ぐ。吹き抜けは真ん中につくることで冬の朝も爽やかに明るく、壁を彩る大切なアートには光が当たりすぎない。通行量の多い北側は窓を減らして、静かに暮らせるのもうれしい。

暮らしに寄り添う
機能美も忘れずに

美しいものを愛し続けられるのは、毎日をストレスフリーに暮らせるからこそ。洗面脱衣所には、洗濯室としても使える物干しスペースを。油断すると生活感がでてしまうキッチンの隣には、すっきり空間を叶えるパントリーを。玄関収納はフロートデザインなら掃除もラクラク。心のゆとりをつくるのは、ちょっとした工夫の積み重ね。

自然と調和する
パッシブな家づくり

吹き抜けがあると暑すぎる？いえいえ、そんなことはありません。太陽の動きに合わせた窓の配置だから、夏は木陰のように涼しく。冬は吹き抜けから光とともに、ぽかぽかとひだまりのような暖かさを。床下エアコンを活用した全館空調も組み合わせて、体にも環境にもやさしい住まいになりました。