2022.6/20(月)
【展覧会レポート:前編】長場雄個展「PINK NUDE」が開催中です
written byムラマツ ヨウヘイ
お控えなすって!
手前、生国と発しまするは相模国の生まれ、信濃国の小さな村で育ちました。
姓はムラマツ、名はヨウヘイ、クリエイターズハウスのムラマツヨウヘイと申します。
「ブランドプロデューサー」というなんともカッコイイ肩書ではございますが、
日夜、PCと睨めっこしている一介のデザイナーでございます。
家で作ったカレーライスと音楽が好きです。
向後万端ひきたって、宜しくお頼み申します。
それはさておき、先日はこちらの展覧会に足を運びました!
代官山ルーフミュージアムで開催中
長場雄個展「PINK NUDE」です。
長場雄氏といえば、UNIQLO、ASICS、G-SHOCK、BEAMSなどのアパレルブランドや、POPEYEなどの雑誌・書籍、Spotify、Universal Musicなど音楽の分野からカルビーポテトチップスのパッケージイラストまで、様々な領域で国内外を問わずに活動するトップクリエイターです!
最近では、24時間テレビの「チャリTシャツ」を手掛けると発表されましたね。
https://www.ntv.co.jp/24h/tshirt/
そして、何を隠そう我らがLIFIT CREATORS HOUSEのイラストを手掛けるクリエイターであります!
そんな長場氏が個展を開催するってんだから、こりゃ行くしかあるめぇよということで、
特急電車に3時間揺られ、無事代官山に着きました。
代官山駅の改札を抜けると、街全体が百貨店の1階のような上品な香りに包まれており、
上品なおべべを着せられた上品なワンちゃんたちが上品に闊歩しておりました。
駅から徒歩2分で会場に到着!
ルーフミュージアムは、6月10日にオープンしたばかりの施設で、
1階にはハンドドリップの珈琲を愉しめるカフェスペース、
2階には面積70坪天井高4メートルのオルタナティブスペースを構える素敵なギャラリーです。
© 2022 Lurf MUSEUM
扉を開けると笑顔のスタッフさんからご丁寧に挨拶をされます。
「端を歩け!この田舎モンが!」と言われると思いきや、ご丁寧に挨拶をされます。
1930年代のデンマークビンテージ家具で揃えられたカフェスペースを通り抜け、
2階へ上がると白壁とモルタルを基調とした無機質で荘厳な空間がひろがります。
この空間と長場氏の作品は非常にマッチしており、息を呑む景色でした。
まず感じたことは「でかい!迫力がすごくてすごい!」と4歳のような感覚になりました。
それもそのはず、今まで液晶越しで「素敵だなぁ」と感じてきた作品が、
想像の10倍のサイズで目の前に展示されているのです。そりゃ感動しちゃうって。
ミニマルなイラストの真骨頂を生み出した長場氏。
シンプルな中に垣間見える筆跡やテクスチャの奥行を会場でご体感ください。
後編では展示されている作品25点の中から数点ピックアップし、ご紹介します!
長場雄
PINK NUDE
2022.6.10(Fri) – 7.24(Sun)
11:00-19:00 会期中無休